OBを打ったらどこから打ち直す?打数の数え方まで図解なしで分かる
ゴルフでOBを打ったときの正しい処置を解説。何打罰でどこから打つのか、プレイング4(前進4打)との違い、暫定球を打つべき場面、スコアの数え方まで、初心者が迷わない順番でまとめました。
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ティーショットが林の奥へ消え、白杭の外——OBです。
このとき**「何打罰だっけ」「どこから打つんだっけ」と固まってしまう**のは、初心者に限った話ではありません。しかもここで手間取ると同伴者を待たせ、焦りからさらにミスが増えます。
処置はシンプルです。この記事で一度整理しておけば、コースで迷いません。
!この記事の結論
OBは1打罰+元の場所から打ち直し=実質2打の損失。ティーショットなら次は3打目です。ただし多くのコースには進行を早める**プレイング4(前進4打)**があるので、スタート前に確認しておきましょう。
【原因】なぜOBの処置で混乱するのか
理由は3つあります。
理由1:正式ルールとローカルルールが混在している
正式ルールは「1打罰+元の場所から」。しかし実際のコースではプレイング4が使われることが多く、どちらで進めるのか曖昧なままプレーが始まります。
理由2:打数の数え方が直感と合わない
「1打罰なのに、なぜ次が3打目?」——ここでつまずく人が非常に多いです。罰打と打ち直しの1打を別々に数えるのが理解の鍵です。
理由3:暫定球のルールを知らない
OBかどうか微妙なとき、宣言せずに2球目を打ってしまうミスがよく起こります。これをやると元の球が見つかっても使えません。
【対処法】OBを打ったときの手順
- 1白杭の外に出たか確認する。判断がつかないなら『暫定球を打ちます』と宣言する
- 2同伴者かキャディに、そのコースがプレイング4を採用しているか確認する
- 3正式ルールなら:1打罰を加え、最後に打った場所から打ち直す
- 4プレイング4なら:前方の特設ティーへ移動し、4打目として打つ
- 5スコアカードには実際の打数をそのまま記入する
打数の数え方(ここが本題)
ティーショットがOBだった場合を分解します。
| 順番 | 内容 | 打数 |
|---|---|---|
| 1 | ティーショット(OB) | 1打目 |
| 2 | OBの罰 | +1打罰 |
| 3 | ティーから打ち直し | 3打目 |
つまり打ち直しの球は3打目。この球がグリーンに乗り、2パットで入れば「3+1+2=6打」でダブルボギーです。
プレイング4の場合
| 順番 | 内容 | 打数 |
|---|---|---|
| 1 | ティーショット(OB) | 1打目 |
| 2 | 特設ティーから打つ | 4打目 |
正式ルールより1打多い代わりに、打ち直しのために戻る必要がなく進行が早くなります。
⚠ 注意
プレイング4は正式なルールではありません。 競技では使えず、コースによって採用の有無も違います。「特設ティーがあるから使っていい」と決めつけず、スタート前に確認しておきましょう。
暫定球を打つべき場面
OBか、林の中でセーフか——微妙なときは必ず暫定球です。
- 正しい手順:「暫定球を打ちます」と声に出して宣言してから打つ
- 元の球が見つかった → 暫定球は放棄し、元の球で続行(罰なし)
- 元の球が見つからない/OB → 暫定球で続行(1打罰を加算)
宣言を省くと、打った球が正式な球になり、元の球が見つかっても戻れません。 ここは必ず声に出してください。
メリット:処置を覚えておくと何が変わるか
- プレー進行が速くなる:迷う時間がなくなり、同伴者を待たせません
- スコアの誤記がなくなる:後から「あれ何打だっけ」がなくなります
- 精神的に引きずらない:処置が分かっていれば、OBは「2打の損失」として淡々と処理できます
デメリット:ルールを知っていても防げないこと
正直に書くと、処置を覚えてもOBの数そのものは減りません。
減らしたいなら、原因側に手を入れる必要があります。
- 曲がりが原因 → ドライバースライスの直し方、チーピンの直し方
- 番手選択が原因 → OBが近いホールでドライバーを置く判断(コースマネジメント入門)
- 朝一に集中 → 朝一のティーショットで緊張してOB
道具でOBを減らす
曲がり幅そのものは、ボールでも小さくできます。 スピン系の高価なボールはサイドスピンを増幅するため、100切り前は低スピンのディスタンス系が有利です。
スリクソン DISTANCE
曲がりにくく飛ぶ。100切り層のド定番ディスタンス系
- タイプ
- ディスタンス系(2ピース)
- 特徴
- 低スピンで曲がり幅が小さい
また、ボールは多めに持ってください。 残数を気にしながら打つと、それだけで振り切れなくなります。中古のロストボールを活用する考え方はロストボールは使える?にまとめています。
よくある勘違い
「OBは2打罰」ではない 1打罰です。実質2打の損失になるので混同されがちですが、罰打自体は1打です。
「OBラインは白杭を結んだ線」 白杭のコース側の内側を結んだ線が境界です。球全体が線の外に出て初めてOBになります。杭に触れている程度ならセーフのことがあります。
「打ち直しはどこでもいい」ではない 正式ルールでは「最後に打った場所」です。適当な場所から打つと誤りになります。
チェックリスト
- OBは1打罰。ティーショットなら次は3打目
- 微妙なときは**「暫定球を打ちます」と宣言**してから打つ
- プレイング4の有無をスタート前に確認する
- 白杭は「内側を結んだ線」が境界
- スコアカードには実際の打数をそのまま書く
まとめ:迷わなければ、OBは2打の損失で終わる
OBの処置は、覚えてしまえば単純です。
- 1打罰+元の場所から打ち直し=実質2打の損失
- ティーショットがOBなら、打ち直しは3打目
- 微妙なら暫定球。宣言してから打つ
- プレイング4はローカルルール。事前確認が必須
- 処置を覚えてもOBは減らない。原因側は別途対策する
スコア全体の数え方はゴルフのスコアの数え方、大叩きにしない考え方は100切りのコツは「大叩きしない」こと、内訳の設計は100切りに必要な平均スコアの内訳をどうぞ。
FAQ
よくある質問
Q.OBは何打罰ですか?+
A.1打罰です。そのうえで元の場所から打ち直すため、実際には2打分の損失になります。例えばティーショットがOBなら、次に打つのは3打目です。
Q.OBを打ったらどこから打ち直しますか?+
A.原則は「最後に打った場所」からです。ティーショットならティーグラウンドから、セカンドショットならその地点の近くからになります。ただし多くのコースでは進行のため『プレイング4』というローカルルールが用意されています。
Q.プレイング4(前進4打)とは何ですか?+
A.OB後に前方の特設ティーから4打目として打てるローカルルールです。正式なルールではありませんが、進行を早めるため多くのコースで採用されています。使うかどうかは同伴者と事前に確認しましょう。
Q.OBかどうか分からないときはどうすればいいですか?+
A.その場で暫定球を宣言してから打ってください。宣言せずに次の球を打つと、それが正式な球(インプレー)になり、元の球が見つかっても使えなくなります。
この記事を書いた人
RINRIN GOLF LAB 管理人・ヘッドレビュアー
データと再現性を武器にするアマチュアゴルファー。ベストスコアは72(イーブンパー)。「感覚ではなく、データと理屈で上達する」をモットーに、100切りを目指すゴルファーへ本当に役立つ情報だけを研究・発信しています。距離計・練習器具はすべて自費で購入し、実際にラウンド・練習で使い込んだうえでレビューしています。
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